小田原柑橘倶楽部について

小田原柑橘倶楽部が目指すもの。活動指針

 情報や流通などの発達により、世界においては国境を超えたグローバルな基準が形成されつつありますが、日本の地方都市、とりわけ中小企業や農林水産業では、少子高齢化のなか人口減少や大規模チェーン店等で販売される安価な海外商品との過当競争などによるさまざまな問題が山積しています。これからの私たちは、今後ますます消費や労働人口の減少が顕著になる未来を見据えて、右肩上がり・経済一辺倒の考え方から、今まで以上に「人・物・お金」を地域に循環させながら、持続可能な社会づくりへの発想・業態の転換が求められていると考えます。  天地の中で生かされているという、人間の分度をわきまえながら、天地の恵みに感謝し、四季の彩りに心を和ませ、自然環境とも調和しながら、人と人との絆を大切にした心豊かな社会づくりを目指して、小田原柑橘倶楽部は活動しています。

運営理念

・一円融合の精神で人・もの・お金が地域を循環する持続的発展が可能なビジネスモデルを構築。
・かつて二宮尊徳が実践した報徳精神と報徳仕法(自助努力と互助精神・積小為大など)での健全運営。
・地域に眠る「徳」の磨きなおし。
・生産者から小売店までのチーム編成で、最大限のマーケティングとブランディングを行う。

組織概要

小田原柑橘倶楽部は、地域の企業や個人の連携によって活動しています。

2010年10月。「片浦みかんプロジェクト」として、小田原市片浦地区の農家さんの支援を目的として活動を開始した小田原柑橘倶楽部は、報徳二宮神社が推譲(出資)した報徳仕法株式会社を母体として、現在、「地域振興サイダー」をはじめ片浦レモンやみかんを使った加工品の企画販売を中心に、地元の農家と商工業者を繋げながら、農商工連携による地域活性化を推進しています。
2015年4月には、この趣旨に賛同する地元の14社の出資による株式会社 小田原柑橘倶楽部を設立し、農業生産法人として耕作放棄地の開墾も開始し、現在この2社を母体として事業活動を推進しています。
運営メンバー(2015年4月現在)
事業統括(発起人)
草山 明久(報徳二宮神社 宮司)
鈴木 伸幸(FM小田原放送局長・片浦みかん農家)
石井 久喜(はなまる農園代表)
運営メンバー(商工) 江成 健一(税理士法人 エナリ 代表社員)
神戸 洋一(株式会社小田原百貨店  代表取締役)
田嶋 政嗣(ヤオマサ株式会社 代表取締役)
古川 達高(株式会社エスアールシー 代表取締役)
古川 剛士(株式会社古川 代表取締役)
蓑宮 武夫(有限会社みのさんファーム 代表取締役)
杉山 剛(有限会社オトコーポレーション代表取締役)
市川 将史(株式会社鮑屋 常務取締役)
鈴木 博晶(株式会社鈴廣蒲鉾本店 代表取締役)
鈴木 大介(株式会社小田原衛生工業 代表取締役)
樋口 敦士(Hamee株式会社 代表取締役)
原 正樹(小田原瓦斯株式会社    取締役社長)
橋本 槙雄(株式会社ハシモト 代表取締役)
井島 章博(有限会社井島商店    代表取締役)
山崎 和彦(株式会社山崎鉱泉所 代表取締役)
大矢 雅一(有限会社伊勢屋 代表取締役)
野澤 尚和(有限会社野澤作蔵商店 専務取締役)
運営メンバー(農)
片浦レモン部会のみなさん
柳川 京信 (枝物生産者:上曽我)
中津川 尚秀 (キウイ・米・ブドウ生産者:上曽我)
近藤 恵一 (キウイ・お茶生産者:久野)
矢郷 史郎 (柑橘・キウイ:石橋)
飛田 泰典 (柑橘:湯河原)
秋澤 孝則 (梅・玉ねぎ:下中)
和田 ひであき (クレソン:南足柄)
協 力
神山 洋介 / 牧島 かれん / 守屋てるひこ
さがみ信用金庫 / 
ヒルトン小田原リゾート&スパ 
富士屋ホテル 株式会社 / オーベルジュ オー・ミラドー
株式会社 ポスト広告 / 株式会社 タウンニュース社
有限会社 魚國商店 / 株式会社 ういろう / 和菓子 菜の花
シフトテック株式会社 / 株式会社 セトプリント
有限会社 折五四商店 / 有限会社 大栄商会 / 有限会社 平井書店
株式会社 ダイナシティ / 小田原城カントリー倶楽部

運営法人

[法人名] 報徳仕法 株式会社

[法人名] 株式会社 小田原柑橘倶楽部

[事業内容]
◆新商品開発および各種デザイン
◆加工品販売(サイダー・ジェラートなど)
◆通信販売システム提供
◆広報 ほか

[事業内容]
◆耕作放棄地開墾事業
◆加工事業
◆通信販売
◆農作物販売  ほか

[設立] 2010年10月

[設立] 2015年3月

[代表者] 草山 明久(報徳二宮神社 宮司)

[代表者] 石井 久喜(はなまる農園 代表)

[資本金] 250万円

[資本金] 700万円

[出資者] 報徳二宮神社

[出資者] 14社

小田原柑橘倶楽部の財政運営は、設立時~2015年3月まで、報徳二宮神社が推譲して設立した報徳仕法株式会社が母体となり運営しておりましたが、2015年3月、趣旨に賛同する出資者が集まり、新たに農業生産法人小田原柑橘倶楽部を設立しました。現在も発起人など企画運営スタッフは全て、本業の傍ら推譲(ボランティア)で活動を続けています。将来的には、2020年を目標に、現在報徳仕法で管轄する加工事業などを新法人へ移行し、事業統合をすることを目指しています。
小田原柑橘倶楽部に関するお問合せは 事務局(広報担当)

担当

小田原柑橘倶楽部事務局

報徳二宮神社 報徳会館
企画デザイン室 白石 知土 shiraishi@hotoku.co.jp

住所

〒250-0014 神奈川県小田原市城内8-10( 報徳二宮神社 報徳会館内)

TEL

[企画室]0465-23-3246

FAX

[企画室]0465-23-3286

URL

http://www.odawara-kankitsu.com/

農業生産法人設立趣旨(2015年4月)

「人・もの・お金が地域を循環する、持続的発展が可能な、心豊かな社会をめざして。」

小田原柑橘倶楽部は平成22年(2010年)10月、報徳二宮神社のまちづくり推譲事業・小田原市無尽蔵プロジェクトのひとつとして、草山明久(報徳二宮神社宮司)と鈴木伸幸(片浦みかん農家・FM小田原局長)が発起人となり「片浦みかんプロジェクト」としてスタートいたしました。また、翌年には農家である石井久喜(はなまる農園)もメンバーに加わり、片浦レモン部会の皆さんをはじめ、栽培~加工~物流~販売に至る分野に、今プロジェクトにご賛同をいただいた多くのお力添えにより、地元柑橘を使ったサイダーやドロップ・ようかん・ジェラートなどの新商品開発を年々行いながら、「小田原みかん」や「片浦レモン」などの知名度向上と売り上げ増につながる活動を展開し、現在では片浦の柑橘から神奈川県西部の農林水産品を対象として、6次産業化を中心に、農商工連携による地域活性化を目指しています。しかしながら、この間においても年々農業人口の減少と高齢化の影響は着実に進んでおり、耕作面積と収穫量は減少しているのが現状で、このままでいけば自立したごくわずかな農家を残して大部分の農地が耕作放棄地となります。

「残された期間はあと5年~10年」
そこで小田原柑橘倶楽部では5年目のシーズンを迎える今期、当初の計画よりも前倒して、耕作放棄地の開墾~栽培~出荷を事業とする、農業生産法人を新たに設立して、世代継承が危ぶまれる地元農業活性化の一助となるべく新たな挑戦をはじめたいと思います。具体的には、農業を引退する農家さんの土地や既に耕作放棄地・休耕地となった土地を小田原柑橘倶楽部の新法人が引き受け、出資者から募った資金をもとに、地元の若手農家が入って農地を開墾し、栽培を継続するという仕組みです。

しかしながら、いったん耕作放棄地となってしまった土地を農地として再生すること。これは並大抵のことではありません。ツタで覆われた土地の樹木を伐採し、根を掘り起こして土を耕し、そこにまた新しい苗木を植える。しかも、柑橘類は野菜のような一年草ではありませんから、植えてすぐに収穫が見込める訳でもなく、最低でも5年程度の時間を費やさねば、農家にとってビジネスとしての収入とはならないのです。

「地域の農商工連携により、より強い農業にするための新法人」
6次産業化による新商品開発ばかり知られている小田原柑橘倶楽部ですが、耕作放棄地の開墾をし、収穫量を増やしていく事業は設立当初から念頭に置いて活動をしています。今後は、この活動に参加する多様なメンバーでの企画運営を行い、現代農業が抱える問題や課題、地域にについて検討や議論を重ねながら、「この時代の、この地域にふさわしい、自立した農家になる為の、持続可能な仕組みづくり」を展開して参りたいと思います。

小田原柑橘倶楽部 発起人 草山 明久、鈴木 伸幸、石井 久喜

報徳二宮神社まちづくり推譲事業(2010年9月)

人・もの・お金が地域に循環する、持続的発展が可能な社会を目指して。

片浦みかんプロジェクト 〜片浦地区みかん産業の再構築を目指して〜(2010年10月)

片浦地区におけるみかん農家の現状は、努力と工夫を重ねた、ごくわずかな自立した農家を除いて、多くの農家においては、60〜80代のご夫婦が、自分たちのできる範囲内でみかん栽培を続けていると聞きます。そして、このままの状態であと10年もすれば、片浦地区での生産量は最盛期の1割程度になることが懸念されています。みかん(柑橘類)は、かまぼこや梅干しなどと同様に、この地域を代表する名産品であり、また、この地の風景も小田原の景勝として、いつまでも受け継いでいきたいものであります。現在、こうした現状を憂い、小田原市やNPO法人など、多くの方がさまざまな活動を行っており、当実行委員会もこうした方々と志を同じくしながら、一助となるべく「片浦みかんプロジェクト」を立ち上げました。
今後は、まず「小田原みかんの価値の再構築」を目標に掲げ、年間を通じ農家の方にとって安定した価格で、みかんをはじめとする柑橘類を流通させることを目指します。
また、最終的にはこの地区において、みかん(柑橘類)栽培に携わる人々の自助の力で、栽培〜収穫〜販売までできる仕組み作りのサポートを目的としております。                        

2010年10月 片浦みかんプロジェクト実行委員会  発起人 草山 明久・鈴木 伸幸

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